1.『国語力』の重要性について |
国語力はすべての教科の礎です。 国語の力がつくことで、他の全教科の成績も上がって行くという例が多くあります。 逆に国語力が弱いために、題意が読みとれなかったり、想像力が足りなかったりして、すべての教科が今ひとつ、ということも珍しくありません。
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2.音読と対話 |
「音読」に、子どもたちをひきつけるものがないと、「なあんだ、つまらない」と感じ、やはり子どもたちの気持ちは離れて行きます。 逆に魅力ある音読に触れると、子どもたちは自然に「楽しい」と感じ、国語が好きになるのです。
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3.自己表現 |
年齢が上がるにつれ、否応なしに、自分について「書く」機会、「語る」機会は増えて行きます。
だから言問学舎では、「自分の言葉で表現できる子」を育てることに、全力を注いでいます。
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4.詩の活用 |
読むこと、書くことの双方を身につけるのに、詩の勉強を活用します。
国語の「本質」なり、「エッセンス」なりをつかむのには、詩がいちばん早く、効果的です。
「詩」というものは、理論ではなく直接心情に訴える(中村光夫『小説入門』)ものであり、もっともダイレクトに心に響く「ことば」だからです。
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5.数学での“題意の読みとり” |
「読みとる力」がしっかりしていると、図式のパターンが変わっても、自分で「図式化」することができます。
今の時代はあまりにも、いろいろなものが図式化、視覚化されすぎているため、「文章」から「正確なイメージ」を組み立てることが難しくなっているのかも知れません。
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6.その他の教科での“読みとり” |
社会や理科も、文意をきちんと読みとれなければ、内容の理解へは進めません。
実技科目も座学部分では同じことです。
しっかりした国語力を持つことは、学校の勉強でも、人生そのものにおいても、とても重要なことなのです。 |